私は何を見ているの?考えるきっかけをくれる展示★渡辺 豪 「光差 -境面Ⅲ-」【今週のおすすめアート】

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私は何を見ているの?考えるきっかけをくれる展示★渡辺 豪 「光差 -境面Ⅲ-」【今週のおすすめアート】
私は何を見ているの?考えるきっかけをくれる展示

渡辺 豪 「光差 -境面Ⅲ-」【今週のおすすめアート】

 

 

 

〜girls Artalk的♡おすすめポイント〜

♡日々沢山の情報の中で疲れてはいませんか?この展示は、自分が何を見ているのかを改めて考えるきっかけをもらえるはず

♡存在する表面と物質の不在とが合わさったどちらにも属さない領域がテーマ

 

 

 

渡辺豪 (1975 年兵庫県生まれ ) は、人の顔や身の回りの食器や本、部屋などの身近なモチー フを 3DCG を用いてモデリングし、その表面に実際の写真を貼り付けたプリントやアニメーショ ンを制作しています。展示タイトルに用いられている「境面」とは境 (border) と面 (face) を 合わせた作家による造語であり、存在する表面と物質の不在とが合わさったどちらにも属さな い領域を表します。2007 年の「境面」、2011 年の「lightedge – 境面 II-」に続き ( いずれも ARATANIURANO)、3 回目となる今回は時間や素材、場所によって移ろい行く光に焦点を当 てています。

 

 

◆渡辺豪さんの近年の活躍について

「コズミック・トラベラーズ – 未知への旅」(2012 年、エスパスルイ・ ヴィトン東京)、「カルペ・ディエム 花として今日を生きる」(2012 年、豊田市美術館)、「あい ちトリエンナーレ 2013」(2013 年)にてそれぞれ新作アニメーションを発表し、2013 年に第 24 回五島記念文化賞美術部門新人賞を受賞後、約 1 年間フィンランドでの海外研修を経験しま した。その後、The APB Foundation Signature Art Prize 2014 のファイナリストに選出 されてシンガポール美術館にて作品が展示され、スイスとポーランド、ドイツを巡回した国際 交流基金によるグループ展「ロジカル・エモーション – 日本現代美術」へ参加するなど、国内 外を問わない活躍をみせています。

 

◆今回の個展について

2016 年に愛知県立芸術大学構内で行われたグループ展「芸術は森からはじま る」において発表した映像インスタレーション「本と床と 22 個の光(愛知県立芸術大学図書館 棟書庫)」を中心に、アニメーションとプリントの新作約 10 点を展示いたします。

現代社会の情報化はとどまるところを知らず、必要な情報ですら目にした次の瞬間に過ぎ去っ て行きます。その速度は時として人類の思考を曇らせ、生命をも脅かすと言っても過言ではあ りません。渡辺の作品の持つ「境面」への回帰と緩やかな運動には、私たちをもう一度思考の 瀬に立たせ、自らが何を見ているのかを認識させようとする、静かなエネルギーを見ることが できるでしょう。

 

 

 

渡辺豪「光差 -境面Ⅲ-」

2017年 1月21日(土) – 2月25日(土)

11:00 – 18:00 (金曜 -20:00) / 日曜・月曜・祝日休み

URANO 東京都品川区東品川1-33-10-3F

Tel 03-6433-2303 e-mail info@urano.tokyo URL www.urano.tokyo