ダルマ、新時代へ!300年の技術が和紙のジュエリー harico になる。

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福島県郡山市にて300年ダルマをつくり続けている張り子の工房 デコ屋敷本家大黒屋 と、職人の生き様を仕立てる!と銘打って伝統工芸の世界への新たな一手を繰り出すクリエイティブ集団 仕立屋と職人 がタッグを組んだ。

ダルマといった置物であった伝統工芸品「張り子」を、身につけるジュエリー「harico」に転身。張り子では出会うことのなかった人たちへ届けられるよう、haricoとして新しく生まれ変わらせる

張り子とharico

張り子とはダルマをつくる技術のこと。

木型に和紙を何枚も貼り重ね、乾いたら和紙を割って木型を抜き、絵付けをする。同じ木型に紙を張って、次々に子が生まれるようだから張り子と呼ばれています。

江戸時代元禄から300年続くものづくりの里デコ屋敷で、大黒屋は今も変わらず、すべて一つひとつ手作業で張り子をつくり続けています。

haricoの開発にあたり、仕立屋現場部隊はおよそ6ヶ月間、大黒屋の工房のとなりに寝泊まりしてダルマづくりを行ってきました

家内工業は親族と雇用者がまざり、良くも悪くも職人たちの関係が密接しています。

大黒屋当主と工房で働くお母さんスタッフが直接言い合えないことも、仕立屋という”部外者”が入り込むことによって緩和剤、クッションのようになって話を聞き出すことができるのです。

それは、現場の職人の仕事、環境を理解するということ。外部の目からその世界を客観的に見て、価値を見極め、新たな形に生まれ変わらせる種を見つけるのです。


そうやって生まれたのがharico。
黄金比など美しいと言われる数値によって図形を算出。それを立体にした木型を制作。そこへ300年間絶え間なく続くてきた大黒屋の、和紙扱うプロフェッショナル達の手仕事を投入。

ジュエリーとして張り子が形を変えました

haricoは2019年5月13日〜6月11日までの30日間、クラウドファンディングに挑戦中
クラウドファンディングでしか手に入らないharicoや、大黒屋の21代当主により特別なリターン品もあります。

haricoクラウドファンディング:https://readyfor.jp/projects/harico

 

【仕立屋と職人】

ファッションデザイナー・グラフィックデザイナー・プロデューサー・販路開拓のプロ、4人組で川上から川下までコミット。さらに、現場部隊とブレーン部隊の二段構造によって一気通貫プロセスで伝統工芸の職人を丸裸にします。

 

【デコ屋敷本家大黒屋】

張子人形を作る伝統が、江戸期の元禄時代から受け継がれてきた大黒屋。三春張子、お面、十二支、ダルマ、三春人形など制作。コシノジュンコ氏や中田英寿氏といった署名人たちともコラボレーションをし、未来を見据えた新しいカタチの「張り子の世界」へ挑戦を続ける

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harico info

クラウドファンディング: https://readyfor.jp/projects/harico

期間2019年5月13日〜6月11日

Web: http://harico-by-shitateya.jp/

Instagram: https://www.instagram.com/harico_jewelry/

 

仕立屋と職人info

Web: http://shitateya-to-shokunin.jp/

Facebook: https://www.facebook.com/shitateyatosyokunin/

Instagram: https://www.instagram.com/shitateya_to_shokunin/

Twitter: https://twitter.com/Shitateya_to_S

 

デコ屋敷本家大黒屋

Web: http://dekoyashiki-daikokuya.co.jp/

Add: 福島県郡山市西田町高柴字舘野163